きょう24日(火)は広い範囲で晴れて、各地で平年を上回る暑さとなる。
　西日本では30℃以上の真夏日になる所があり、東北でも、それに迫る暑さになる所がありそうだ。
　また、午後は一部でにわか雨や雷雨がある見込み。

強い日差しで半袖の暑さ　30℃超える所も

　きょうは広く高気圧に覆われるため、北日本から西日本にかけて晴れる所が多くなる。
　たっぷりの日差しで気温はハイペースで上がり、日中は各地で半袖日和となりそうだ。

　予想最高気温は庄原（広島）、久留米（福岡）、佐賀で31℃、京都、奈良、山口、飯塚（福岡）、日田（大分県）、熊本で30℃と、西日本では真夏日になる所もある見込み。
　その他もこの時季としては気温が高く、福島では29℃、山形で26℃、帯広で25℃など、北日本でも汗ばむ陽気となりそうだ。
　東京も3日連続で25℃以上の夏日となる見通し。

午後は大気不安定　一部で雷雨に

　ただ、この気温上昇や上空の寒気などの影響で、午後は大気の状態が不安定になることが予想される。
　天気が崩れるのは狭い範囲だが、特に夕方ごろは発雷確率の高くなっている所がある。
　九州や関東甲信の山沿いを中心に天気が急変するおそれがあるため、急な雨や雷雨に注意が必要だ。

沖縄は雨雲の通り道　激しい雷雨も

　一方、沖縄は梅雨前線や湿った空気の影響で雨が続く。雷を伴って激しい雨の降る所があり、大雨になるおそれがある。
　梅雨前線は26日にかけて停滞するため、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風に注意が必要だ。
（気象予報士・多胡安那）