【金沢大学】薬学生教育に「Musubi」導入/文科省のDX事業で

【2022.05.24配信】株式会社カケハシ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中尾 豊氏、代表取締役CEO: 中川 貴史氏)は、同社が提供する薬局体験アシスタント「Musubi」等を薬学生の医療人教育に導入する取り組みを、金沢大学(石川県金沢市)にて実施することが決定したと公表した。

同取り組みは、文部科学省主幹の「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業」における大学改革推進等補助金を金沢大学が活用し、高度な医療人材の育成を目指すもの。

導入の背景としてオンライン診療・オンライン服薬指導の恒久化などの環境変化を挙げる。医療人材を養成する教育現場においても、現在は補完的に実施されているオンライン教育やシミュレーション教育の拡充が検討されるなど、大きな変化が求められているという。

文部科学省では、オンラインによる遠隔医療など新たな医療に対応できる人材の迅速な輩出を目指すとともに、デジタルトランスフォーメーション等を前提として、従来の大学教育では獲得できない能力の修得に向けた教育プラン構築のための経費を、令和3年度第1次補正予算として計上している。
本事業を活用し、Musubiをはじめとする当社の複数サービス導入とそれらを活用した薬学生の医療人教育の実施が、金沢大学にて決定した。

カケハシ は、テクノロジーを活用した服薬指導やフォローアップなどを実践する機会の提供を通じて、新たな医療に対応できる人材育成を支援し、医療業界のデジタルトランスフォーメーション推進に寄与していく考え。

■文部科学省「ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる医療人材養成事業(令和3年度補正)」参照
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/iryou/1415340_00003.htm

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