フジテレビ社員、日本ITU協会賞「奨励賞」受賞 4K8Kコンテンツのファイル交換に関する勧告の策定など国際標準化に貢献 / Screens

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5月17日(火)、日本ITU協会主催の「第54回世界情報社会・電気通信日のつどい 記念式典」が東京の京王プラザホテルで開催され、フジテレビ技術開発部の保谷和宏氏が、一般財団法人日本ITU協会より、日本ITU協会賞「奨励賞」を受賞した。

保谷和宏氏(フジテレビ技術開発部)

日本ITU協会賞は、電気通信、放送分野に関する国際標準化や国際協力の諸活動において、功績が認められた放送・通信関連企業、研究機関、個人に対して贈られる賞。保谷氏は、国際連合の専門機関で、電気通信の利用についての国際調整機関であるITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)において、放送技術の国際標準化活動を担当するITU-R SG6(ITU Radiocommunication Sector Study Group6:ITU 無線通信部門 第6研究委員会)日本代表団に参加。超高精細(4K/8K)映像の圧縮にHEVCコーデックを用いた番組制作や放送用映像符号化に関する勧告の審議を進め、ファイルでの番組交換用途を加える勧告改定に貢献した。

これにより放送事業者が4K/8Kコンテンツをファイルで交換する際の要求条件を国際的に示すことができ、超高精細映像の運用普及に尽力、今後も国際標準化における活躍が期待されることが評価され、今回の受賞となった。

__【受賞者】
保谷和宏氏(フジテレビ技術開発部)コメント__

この度、とても栄誉ある賞をいただき大変うれしく、光栄に思います。活動にあたっては、ITU-R SG6日本代表団の皆様をはじめ、関係の皆様のご指導・ご協力を賜り大変感謝しております。映像コンテンツの制作・流通形態や放送事業者のサービスが多様化するなか、広く視聴者・ユーザーにコンテンツを届けるうえで国際標準化の役割はこれまでに増して重要になっています。今後も、標準化を通じて放送・コンテンツ関連技術の発展、ひいては電気通信の発展に寄与すべく、研さんを重ねて行きたいと思います

■日本ITU協会(ITU-AJ)とは
電気通信および放送分野におけるITUの各種活動に関して、日本と世界とを結ぶ役割を担って1971年9月1日に設立。ITU等の国際機関の各種活動への協力、これら国際機関の諸活動に関する資料の収集及びその普及・啓発、また、新興国への技術協力および国際協力に関する諸活動を、主としてアジア・太平洋電気通信共同体(APT)などを通じて支援することで、世界の通信及び放送の発展に寄与することを活動目的としている。

■日本ITU協会賞とは
特別賞、功績賞、奨励賞、特別功労賞で構成され、電気通信/ICTと放送分野における国際標準化や国際協力に関する諸活動において、優れた功績を挙げられた人、並びに今後の活躍が期待される人(団体を含む)に贈られる。奨励賞は、功績賞に該当する諸活動にすでに参加し、今後これらの領域において継続して寄与することが期待される人に贈られる。

「日本ITU協会」公式ホームページ