国民民主党県連は23日、幹事会をオンラインで開き、夏の参院選栃木選挙区(改選数1)で立候補を予定している立憲民主党新人の板倉京(いたくらみやこ)氏(55)を推薦しないことを決めた。
立民県連から推薦申請を受けていた。国民県連の駒場昭夫(こまばあきお)代表は幹事会後の記者会見で「期日までに政策が示されなかった。選挙スケジュールに影響する」などと理由を説明した。
2019年の前回参院選で国民県連は、立民から立候補した野党統一候補を支持したが、今回は支持も行わない。党本部間で両党の溝が深まっていることも判断に影響したとみられる。
幹事会では4月に死去した宇梶哲(うかじさとる)幹事長の後任として、落合誠記(おちあいせいき)壬生町議が就任する人事を決めた。