JR東海の新型特急「HC85系」、7月1日に2編成デビュー 大阪・富山乗り入れも検討

JR東海は、ハイブリット式の新型特急車両「HC85系」の営業運転を7月1日に開始する。

特急「ひだ」「南紀」で使用されている現行のキハ85系の後継車となるもので、グリーン車付き4両編成7本、モノクラス4両編成4本、モノクラス2両編成2本の計64両を2023年度までに新製する。このほか、走行試験に使用した量産先行車4両も改造して営業運転に使用する。

まずは7月1日に4両2編成がデビューし「ひだ1・4・10・17号」に投入する。8月1日から加えて「ひだ15号」、翌2日から「ひだ2号」にも投入し、3編成体制とする。今後、大阪・富山方面に乗り入れる列車についても投入を検討しているという。特急「南紀」への投入計画は現時点で未定。現行のキハ85系は定期列車の置き換え後も当面は臨時列車で使用する。

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