ECB預金金利、9月末までにゼロ以上=総裁

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[フランクフルト 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は24日、中銀預金金利を9月末までにゼロか「ゼロをわずかに上回る」水準にする考えを示し、現在の水準から少なくとも50ベーシスポイント(bp)の引き上げを示唆した。

ブルームバーグTVのインタビューで、「第3・四半期末にはプラス圏に移行する可能性が非常に高い」と明言。この発言の明確化を求められた総裁は「(金利が)マイナスを脱する際、ゼロになることもあるし、ゼロをわずかに上回ることもある。これはわれわれの予測とフォワードガイダンスに基づいて決定される」と述べた。

総裁の発言を受けて、ユーロは対ドルで上昇。総裁は23日、9月末までにマイナス金利を解消すると発言したが、多くの市場関係者は、マイナス金利の解消はゼロ金利を意味すると受け止めていた。

短期金融市場は、ECBの9月14日の理事会までに約64ベーシスポイント(bp)の利上げがあると予想。年末までに110bpの利上げを織り込んでいる。

総裁は、インフレは需要急増ではなく、供給サイドの問題で進行しているため、ECBは段階的にしか動かないと主張。「現時点で需要が急増しているとは思えない。経済の供給サイド主導のインフレであることは間違いない」と述べた。

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