キヤノン、「RF-S レンズ」2 機種を6月発売へ。新開発APS-Cサイズレンズ登場

キヤノンは、新開発APS-Cサイズカメラ用「RF-S レンズ」の 標準ズームレンズ「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と、 高倍率ズームレンズ「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を、6月下旬に発売する。

希望小売価格はオープン、市場想定価格は、それぞれ以下の通り。

  • RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM:税込42,500円
  • RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM:税込68,500円

2レンズ共通の特徴は、 「EOS Rシステム」のショートバックフォーカスを活かした小型・軽量設計であること、 EF-Sレンズと異なり、フルサイズ機にも装着が可能な互換性を有することだという。

RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM

同レンズは、携行性に優れた標準ズームレンズ。 全長約44.3mm、質量約130gの小型・軽量設計と快適な操作性を両立。 また、またスイッチを使わないレンズ収納機構の採用により、ズームリングの回転操作のみで鏡筒を収納できるという。

レンズ単体で4.0段、ボディー内手ブレ補正との協調で6.5段の手ブレ補正効果が期待できるとしている。 AFを実現するSTM搭載AF時の駆動をスムーズにする、リードスクリュータイプのステッピングモーター(STM)を搭載。 音が気になる環境でも静かで滑らかな動画AFが可能だという。

AF撮影時に最短撮影距離0.20m、最大撮影倍率0.16倍の近接撮影が可能。また、MF撮影時 には、クローズアップ撮影により最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率0.26倍を実現。 7枚羽根の円形絞り、フォーカスリングとコントロールリングが一体になったフォーカスコントロールリングを採用。

RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM

同レンズは、幅広いシーンに対応する高倍率ズームレンズ。 35mm判換算で29-240mm相当の幅広い焦点距離をカバー。 レンズ単体で4.5段、ボディー内手ブレ補正との協調で7.0段の手ブレ補正効果が期待できるという。

AF 撮影時に最短撮影距離0.20m、最大撮影倍率0.16倍の近接撮影が可能。また、MF撮影時 には、クローズアップ撮影により最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率0.26倍を実現。 また、クローズアップ撮影を使った「Center Focus Macro」機能により、通常のマクロ撮影と比べ、画面周辺を大きくぼかしたような描写が可能。

リードスクリュータイプ(STM)搭載により滑らかな動画AFを実現。 7枚羽根の円形絞りを採用、フォーカスリングとコントロールリングが一体になったフォーカスコントロールリングを採用。

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