【新型コロナ】川崎市で387人感染 3回接種の男性ら2人死亡

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は24日、市内外に住む80代と90代の男女計2人の死亡と、10歳未満~90代の男女387人の感染が新たに確認されたと発表した。重症が1人、中等症が3人、軽症が305人、無症状が64人、調査中が14人。

 市によると、宮前区に住む80代男性は市内の病院で入院中に発熱し、3日に感染が判明、22日に死亡した。男性と同室の入院患者が感染していた。ワクチンを3回接種していた。

 都内に住む90代女性は都内の高齢者施設に入所中に呼吸不全となり、21日に感染が判明。川崎市内の病院に入院したが、同日死亡した。この高齢者施設では他の関係者も感染していた。

 感染者の年代別の内訳は、30代が83人、10歳未満が77人、20代が64人、40代が54人、50代が41人、10代が40人、60代が16人、70代が8人、80代と90代が各2人。379人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は8人で、このうち家庭内感染は7人。

 市は、関係者の感染が判明した保育所3施設を一部休園すると発表した。当該施設は次の通り。▽つくし保育園(幸区)▽みらいく木月園(中原区)▽西高津くさはな保育園(高津区)

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