義務教育学校で連携 木城町教委と宮大 協定

 木城町教委と宮崎大教育学部、同大大学院教育学研究科は、連携協力協定を結んだ=写真。同町で2023年4月に開校する義務教育学校「みどりの杜(もり) 木城学園」のカリキュラム作成や、教員育成に取り組む。
 具体的には、同学園の小中一貫教育のカリキュラム作成で同学部などから指導、助言を受ける。学生には同町で教科担任の体験をしてもらい、教職員との交流を図る。 協定締結式は19日、町役場であった。藤井良宜・同学部長兼同研究科長は「これまでの小中一貫教育の研究が少しでも役立てば。派遣する学生の学びにもつなげたい」、恵利修二・町教委教育長は「特に小中一貫教育のあり方でさまざまな視点からご指導いただきたい」と話した。
 同学園開校を前に木城小、木城中は22年度、小中一貫校となり、小学5、6年での教科担任制導入や学校行事を小中合同で行うなどの取り組みをしている。

© 株式会社宮崎日日新聞社