現地時間25日に行われるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)決勝。
今季から始まった同大会だが、その“初ファイナル”はローマとフェイエノールトの顔合わせ。イタリアとオランダの名門同士が激突する好カードだ。
かつては日本人選手もプレーした両チーム。ここでは、そんな時代のちょっと懐かしい名作ユニフォームをご紹介したい。
ローマ(1998-99)
ローマ 1998-99 Diadora アウェイ
選手:エウゼビオ・ディ・フランチェスコ
このシーズンはホームキットも格好よいデザインだったが、ホワイトを基調にジャッロロッシ(黄と赤)のカラーコンビネーションが鮮やかなアウェイも人気のキットだった。
ローマ(1999-2000)
ローマ 1999-2000 Diadora ホーム
選手:中田英寿
冬の移籍でペルージャを離れローマへ加入した中田英寿。最初に着たジャッロロッシのユニフォームは、袖にオオカミを描くデザインが個性的なデザインだった。
ローマ(2000-01)
ローマ 2000-01 Kappa ホーム
選手:フランチェスコ・トッティ
サプライヤーはDiadoraからKappaに変更となった00-01シーズンは、スクデットを獲得した記念すべき1年に。Kappaの提供するピチユニ(KOMBAT)は衝撃的であった。
ローマ(2007-08)
ローマ 2007-08 Kappa アウェイ
選手:ダニエレ・デ・ロッシ
このシーズンのアウェイキットは、ホワイトを基調にレッドの差し色がきれいなデザイン。1927年創設のクラブはこのシーズンで80周年を迎え、それを記念したエンブレムを付けている。
ローマ(2009-10)
ローマ 2009-10 Kappa ホーム
選手:フィリップ・メクセス
このシーズンのホームはシンプルなジャッロロッシ。大きめにプリントした両袖のKappaロゴと、ちょっとオシャレなVネック風の襟元も印象的なデザインだった。
フェイエノールト(1997-98)
フェイエノールト 1997-98 adidas ホーム
選手:ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト
90年代フェイエノールトのユニフォームといえばadidasだが、なかでもこの97-98モデルはスリーストラプスをシャツ中央に垂直に走らせるデザインが独特のスタイル。
フェイエノールト(2000-01)
フェイエノールト 2000-01 Kappa アウェイ
選手:パトリック・パーウベ
98-99シーズンからサプライヤーはKappaが担当。その3年目だった00-01シーズンのアウェイはブラック&ゴールドのカラーリングが格好よいデザイン。
フェイエノールト(2001-02)
フェイエノールト 2001-02 Kappa ホーム
選手:小野伸二
初の海外移籍を果たした小野伸二。フェイエノールト1年目からチームの主力として定着し、UEFAカップ決勝戦ではボルシア・ドルトムントを撃破してタイトルを獲得した。この襟付きのユニフォームを見ると、そんな輝かしい記憶がよみがえる。
フェイエノールト(2005-06)
フェイエノールト 2005-06 Kappa ホーム
選手:ディルク・カイト
エールディビジを3位で終えた05-06シーズンのホームキットは、どことなくUEFAカップを優勝した01-02モデルを彷彿とさせるデザイン。04年から09年までの胸スポンサー「FORTIS」は、2000年代のキットを象徴する存在であった。
フェイエノールト(2010-11)
フェイエノールト 2010-11 Puma ホーム
選手:宮市亮
クラブは09-10シーズンからPumaと契約。その2年目となる10-11モデルは、当時のPuma社テンプレートだった襟付きがベース。アシンメトリーを基本としつつも襟はレッド単色という色分けが絶妙である。この10-11シーズンの後半は宮市亮がプレーした。