広島・庄原市でことしも牛の放牧が始まりました。
庄原市実留町の標高300メートルにある放牧地です。23日、三次市の畜産農家から預かった繁殖用のメス牛3頭が到着しました。
放牧地は、下谷営農集団組合が去年秋に牧草のタネをまいていて、広さは2.5ヘクタールです。
妊娠中の3頭は、広々とした放牧地をのびのびと駆け回り、元気に草を食べていました。放牧によって牧草を牛舎まで運ぶ必要がなくなることから省力化にもつながるということです。
牛を預ける農家 村本昭二さん
「健康で大きな子を生んでくれたらいい」
3頭は、ストレスのない環境で草が成長しなくなる秋まで過ごすことになっています。