鈴木仁&吉田仁人☆「モトカレ←リトライ」dTVオリジナル版のサウナシーンは必見!?

モトカレへの思いを引きずったまま大学に進学した蜜(川津明日香)が、偶然にもモトカレ・楓(鈴木仁)と再会。再び恋人同士になり、不器用に愛を育んでいく——。そんなドラマ「モトカレ←リトライ」(MBS)が最終回目前だが、さらに5月27日からは、楓にフォーカスしたオリジナルドラマ「モトカレ←リトライ 〜カノジョが知らない僕たちの本音〜」の配信がdTVにてスタート! オリジナルドラマでは、蜜には決して見せない楓の意外な一面がのぞけるという。

そこで、本作のメインキャストとなる鈴木仁と、楓の親友・和葉役を務める吉田仁人にインタビュー。男性目線で描く同作ならではの役作りや、2人で挑んだサウナシーンの裏話など、さまざまに語ってもらった。

――「モトカレ←リトライ」(以下、本編)に引き続き、親友役で共演しているお二人。実は過去にも共演しているそうですね(2017年公開の映画「斉木楠雄のΨ難」)。

鈴木 「そうなんですよ。ただ、現場でちょっと一緒になったくらいだったんです」

吉田 「そうそう。撮影中はホテルの部屋が一緒だったので、ゲームをちょっとしたんですけど、本当にそのくらい」

――しかも5年以上前ですし確かに記憶自体おぼろげでしょうね。

鈴木 「はい。なので、当時の印象もそんなにないんです。今回共演して、いろいろ知れた気がします」

――では、改めてお互いの印象というと?

鈴木 「面白い人だなと思いました。明日香と(中村)里帆と僕の4人のシーンでは、仁人が一番いじられているんですよ。だから『基本的にいじられキャラなのかな』と思っていたんですけど、よくよく聞くと『グループではしっかり言うタイプ』『ツッコミ役』らしくて、そうなの!? おもしろ! みたいな(笑)」

吉田 「…というのも、グループのみんな変なんですよ(笑)。ちょっと個性的というか、それぞれに突飛な発言するので。それに比べると、お三方は最初から落ち着いていてスッとしていたので、僕は型を崩しまくっていたんです。“この場に溶け込むにはどうしたらよいのやら”とずっとソワソワしていました。それに、本編の撮影に入ったばかりの頃は緊張がすごかったんですよ。特に初日はヤバかった!」

鈴木 「そうそう!(目をキョロキョロさせながら)ずっとこんな感じなんです。目を泳がせつつシャキッとしているので、もういじるしかないじゃないですか(笑)」

吉田 「ほんとそうだよね(笑)。皆さんすごく優しくて、緊張をほぐしてもらいました」

――では、吉田さんから見た鈴木さんの印象は「優しい」ですか?

吉田 「はい。優しいは優しいですよ」

鈴木 「(うれしそうに)やっぱそうだよね〜」

吉田 「…けど! やっぱり男子高校生ノリだよね、と思うところもあります。普段からスッとしていそうなイメージだったんですけど、すごくしゃべるんですよ意外と(笑)。少年って感じで、たまに年下に見える時もありますよね」

鈴木 「そこは臨機応変にできるからさ」

吉田 「うまいこと言っちゃって(笑)。本当に、すぐふざけますから。ちょっかいばかり出してくるし」

――先ほど、SNS用の告知ムービーを撮らせていただきましたが、そのときも吉田さんにほとんど言わせようとしていましたもんね。

吉田 「そういうところがあるんですよ(笑)。でも、おかげで現場ではいろんな話ができたし、緊張がほぐれました。今回『〜カノジョが知らない僕たちの本音〜』(以下、配信ドラマ)の撮影がやりやすかったのも、仁がコミュニケーションを取ってくれからだと思います。すごくありがたかったです」

――役者同士の関係性が出来上がっていると、会話シーンの芝居もやりやすいと聞くことがあります。お二人も、そこまで仲良くなっていると楓と和葉としての掛け合いはやりやすそうですね。

鈴木 「親友同士のやり取りって、相当関係ができてないとぎこちなく聞こえてしまいそうですからね。特に楓と和葉はずっと一緒にいる仲なので、撮影以外の場所でもたくさんしゃべれるといいなあと思っていました。今回はそこがうまくできてよかったです」

吉田 「配信ドラマには楓と和葉が卓球をしながら会話をするシーンがあるんですけど、ずっと2人で練習していました。僕、球技がてんでダメで、卓球はラケットも持ったことがないくらいだったので、本当に助かりました…。みっちり練習できたおかげで、撮影に支障がない程度にはなれたので!」

鈴木 「だいぶうまくなったよね? 最後にはちゃんと形になっていたし、普通にプレーできるようになってた」

吉田 「本当に? そのくらい急成長できたので、とってもありがたかったです!」

――ラリーをしながらセリフを言うのは、結構難しいでしょうし。

鈴木 「そうなんですよ。打つタイミングとしゃべるタイミングが毎回同じなんてことはないでしょうし、慣れる必要があったんですよ。僕としても、練習相手になってくれてありがたかったです」

――では、改めて。今回の配信ドラマが“男性目線で描かれる”からこそ意識した部分はありますか?

鈴木 「本編と違って、蜜と2人だけというシーンが少ないので、いつもとは違う素の表情を見せるつもりで臨みました。蜜ではなく、和葉と2人だからこそ出せる顔みたいなものは意識していました。それもあって、もがいている姿が一番分かりやすく出ていると思います。どうして楓がひん曲がっちゃったのか、全部配信ドラマに出てくるので、そこを楽しんでもらえたらうれしいですね」

吉田 「同性との関わり方と異性との関わり方って、たぶんちょっと違うと思うんです。今回は男同士ということで、そこは自然と出せていたかなと思います。なにより、楓がすごく…情けないので(笑)。僕は楽しんだり心配したりしながら楓を演じていたら、本編とはまた違う雰囲気になった気がしますね」

――何かと見どころが多そうですが、楓と和葉によるサウナシーンも今回の目玉なのかなと。露出しなければいけませんが、体作りはしましたか?

吉田 「僕はしました。スラッとした仁と並ぶので、少し絞りたいなと思って。食事をヘルシーなものに変えたりして、2kg位は落としましたね」

鈴木 「そうなんだ。俺は特にしなかったんだよね」

吉田 「だって、いつも筋トレしているんだよね?」

鈴木 「ちょっとだけどね。ただ…サウナの撮影直前に昼休憩があって。弁当も菓子類もしっかり食べたら、お腹がめっちゃ出ちゃいました」

吉田 「そうだった(笑)。その日の弁当がめちゃくちゃおいしかったんだよね! 僕も、『うまい!』とか言って食べていたら、やっぱりお腹が出ました(笑)」

――撮影直前はおふたりとも焦っていたんですね(笑)。

吉田 「ただ、僕もやばかったですけど、仁は特にヤバかったです」

鈴木 「別に胃下垂じゃないんだけど、そのくらいしっかり出ちゃうんだよね(笑)。やばい、なんとかしなきゃってヘアメークさんたちと『どうしようどうしよう』と言っていました。『早く消化しろ!』と念じたりして」

吉田 「言ってた言ってた(笑)」

鈴木 「撮影が始まる頃にはなんとか落ち着いてくれたので、本当に良かったです。これからはもっと気をつけようと思いました」

――安心しました(笑)。ちなみに、おふたりのサウナ事情も伺いたいのですが、鈴木さんがお好きなんですよね?

鈴木 「はい。週1ペースで行けたらいいかな、くらいなんですけど」

――こだわりはありますか?

鈴木 「やっぱり、ちゃんと整いたいので、温度が低いところはもの足りないなと感じるようになってきちゃいましたね」

吉田 「へー! そういうのがあるんだ」

鈴木 「80度後半でも物足りなくて、90度以上は絶対欲しいかな! 水風呂も20度ぐらいだとぬるいと感じてしまうので、16度くらいがいいです。でも、僕はまだまだ。サウナーの方と比べると、たしなむ程度ですね」

吉田 「僕も、ハマりかけたことがあるんですよ。『気持ちいいじゃん!』って思って。でも、今の情勢を考えるとなかなか行けなくてハマりきれなかったんですよね。そんなときにこの撮影があったので、今サウナ行きたい欲がすごいんですよ(笑)。早く行きたいです」

鈴木 「撮影終わってから結構経ったよね? 早く行きなって(笑)」

吉田 「ツアーやってるんだよね!(笑) だからすぐには難しいんですけど…近いうちには! タイミングを見てサウナを満喫してきます」

【作品情報】

dTVオリジナルドラマ「モトカレ←リトライ 〜カノジョが知らない僕たちの本音〜」
dTV配信
前編 5月27日 午前1:39〜 配信開始予定
後編 6月3日 午前0:00〜 配信開始予定
Ⓒ華谷 艶・小学館/エイベックス通信放送

蜜(川津明日香)にリトライを仕掛けられたモトカレ・楓(鈴木)目線の物語を、楓と和葉(吉田)が過ごした高校時代を舞台に描くdTVオリジナル版。楓はモトカノ・蜜への想いが断ち切れない中、次の恋愛に進めずモヤモヤしており…。

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(応募締切:2022年5月25日正午〜6月1日午前11:59)

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取材・文/松本まゆげ 撮影/為広麻里 ヘア&メーク/牧野裕大(vierge)[鈴木]、中島愛貴(do:t)[吉田]
スタイリング/伊藤省吾(sitor)[鈴木]、三島和也(Tatanca)[吉田] 衣装協力/ダイリク[鈴木]

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