中国各地で「海水稲」の田植えが続々スタート―中国メディア

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陝西省や新疆ウイグル自治区、山東省を含む多くの省・区で最近、塩・アルカリ耐性稲の大規模な田植えが続々と始まった。同品種は中国で「海水稲」と呼ばれ、2012年から2022年までの10年間、中国全土で産業化され、大規模な栽培の普及が進められている。中央テレビ網が伝えた。

大まかな統計によると、2021年末の時点で、塩・アルカリ耐性の稲8品種が、国の試験と査定をクリアし、その栽培面積は黒竜江省や遼寧省、内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、陝西省、山東省、江蘇省、浙江省を含む10省・区・市の約4万ヘクタールに達しており、中国全土の主な塩性アルカリ土壌をカバーしている。

陝西省延安市南部の南泥湾ではここ数日、「海水稲」の田植えが行われている。今年の栽培面積は約66.66ヘクタールにまで拡大させる計画だ。新疆ウイグル自治区のカシュガル市パハテクレ郷は、塩性アルカリ土壌改良に取り組んでおり、「海水稲」の栽培面積が約866.66ヘクタールに達している。山東省濰坊市でその栽培面積は3866.66ヘクタールにまで達し、前年比で2倍以上となっている。山東省東営市では今年の栽培面積が約2万ヘクタールを超えると見込まれている。

山東青島海水稲研究発展センターの劉佳音(リウ・ジアイン)主任によると、「全国の塩・アルカリ耐性協力グループの専門家が収集したデータによると、『海水稲』の1ム―(15分の1ヘクタール)当たりの生産量は現時点で、全国平均450キロとなっている。2021年10月12日、山東省の東営海水稲拠点で、『海水稲』の1ムー当たりの生産量を測定したところ、860キロを超えていた。現時点で、『海水稲』としては最も多い生産量だ。今年、中国全土における『海水稲』の栽培面積は約6.66万ヘクタールを超える見込み」という。(提供/人民網日本語版・編集/KN)