ストリート文化を横須賀から発信 ダンス2大会初開催へ 日本一と高校生の頂点決める 

会見に参加したダンス大会の運営事業者らと上地克明市長(中央)

 横須賀市は日本一のダンスチームを決めるストリートダンス大会「JAPAN DANCE DELIGHT」の横須賀大会と高校ダンス部の頂点を決める「高校ストリートダンスグランプリ」の二つの大会を民間の運営会社とともに市内で初開催する。ダンス大会を自治体が全面的に支援するのは全国的にも珍しいといい、ストリート文化を横須賀から発信する。 

 「JAPAN DANCE DELIGHT」は1994年から運営会社「アドヒップ」によって開かれている日本一のダンスチームを決める全国大会。横須賀大会はこの大会につながる予選会の位置付けで、8月14日に横須賀芸術劇場(同市本町)で開催する。大阪、広島、仙台など全国5カ所で開かれる予選会で最も広い会場となり、70チームまで参加可能。上位入賞者が参加する決勝大会は9月に行われる。

 「高校ストリートダンスグランプリ」は国内最高峰の大会を目指して初開催する。全国から約3500人の高校生の参加を見込んでおり、来年1、2月に市文化会館(同市深田台)で予選会を開き、決勝大会を3月19日に横須賀芸術劇場で行う。

© 株式会社神奈川新聞社