永野芽郁 親友の遺骨を強奪 ベランダから飛び降り、裸足で逃走 「マイ・ブロークン・マリコ」特報

秋に劇場公開される、タナダユキ監督、永野芽郁主演による、平庫ワカの同名コミックの映画化作「マイ・ブロークン・マリコ」の、特報映像が公開された。

特報映像は、鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨが、テレビのニュースで親友のイカガワマリコが亡くなったことを知る場面から始まる。「あんたにはあたしがいたでしょうが!」と叫び、ふかしたたばこを踏み消し、「離しやがれー!」とマキオを怒鳴りつけるシイノ。マリコの実家にやって来たシイノは、マリコを学生時代から虐待し続けた父親から遺骨を強奪。包丁を手に「マリコの遺骨はあたしが連れてく!」と言い放ってベランダから飛び降り、裸足で逃走する。そして、生前のマリコの笑顔が映し出される。

あわせて2種類のティザーポスターも公開された。1枚は、マリコの遺骨を抱いた、強い意志を感じさせるシイノの表情に、「あんたの遺骨は、あたしが連れてく。」のコピーが添えられている。もう1枚は、マリコの実家のベランダから遺骨を抱えて飛び降りるシイノの姿が切り取られている。デザインは、グラフィックデザイナーの大島依提亜氏が担当した。

「マイ・ブロークン・マリコ」は、2019年にオンラインコミック「COMIC BRIDGE」で連載された平庫ワカの作品。毎話SNSでトレンド入りし、翌年出版された単行本は即重版が決定。メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、大きな反響を呼んだ。主人公・シイノトモヨを演じるのは、「地獄の花園」「キネマの神様」「そして、バトンは渡された」の永野芽郁。マリコを奈緒が演じるほか、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊が出演する。日本映画監督協会新人賞を受賞した「百万円と苦虫女」のほか、「ロマンスドール」「浜の朝日と嘘つきどもと」などのタナダユキがメガホンをとる。

【作品情報】
マイ・ブロークン・マリコ
2022年秋 全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

© 合同会社シングルライン