【新日本】Bブロック公式戦、3選手が首位争い!メインはリンダマンがGREATコールで大会を締める!

新日本プロレスは5月24日(火)、東京・後楽園ホールにて1,215人の観衆を集め、『BEST OF THE SUPER Jr.29』大会を開催した。

『BEST OF THE SUPER Jr.29』
日時:2022年5月24日(火) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,215人

今大会は『BEST OF THE SUPER Jr.29』Aブロック公式戦、Bブロック公式戦が5試合ずつ行われた。
Bブロック公式戦をご紹介。

➡Aブロック公式戦5試合はこちらから

▼第2試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦
ティタン〇(1勝3敗=2点)
vs
TJP×(1勝3敗=2点)
13分53秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め

■試合後インタビュー

ティタン「(※時折ヒザを気にしながら)ようやく1勝! この1勝をオマエから上げられたことが気持ちがいいぜ、TJP。やっと最初の2点を獲ることができた。それから今日は会場のファンが熱い声援を送ってくれた。それが何よりも俺にとって大事なことだ。このリーグはまだまだ続く。ここから勝って勝ちまくるぞ。俺は”エル・イモータル”(不死身)、ティタンだ!」

TJP「今日勝てなかったからってそれが何だ。仕方ない、勝つことだけが全てじゃない。戦争はまだ始まったばかりだ。この戦争に勝ってトップに立つのは俺たちUNITED EMPIREだ。キャリアを通しては負けた数より勝った数の方が多い。最後にUNITED EMPIREが勝てればそれでいい。今日俺が闘った相手、ティタンとは長いライバル関係にある。メキシコと日本のリングで何度も闘ってきた。オマエとはまた闘うことになるだろう。これで決着がついたわけではない。オマエはチェスの駒で言うとポーン(最も弱い駒)だってことは忘れるなよ!」

▼第4試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦
BUSHI×(2勝2敗=4点)
vs
ウィーラー・ユウタ〇(2勝2敗=4点)
8分05秒 シートベルトクラッチ

■試合後インタビュー

ユウタ「よっしゃ! Bブロック、追いついてきたぞ! でも今日勝ったからって浮かれるにはまだ早い。BUSHIは前から闘いたかった相手だ。その相手から勝てたことが嬉しい。エルボースタンプからのシートベルトクラッチで勝負を決めた。次からもこのコンボで勝ちにいこうかな。次は?ティタン。ティタンはリーグ戦どれも熱い勝負を繰り広げてるな。DOUKIが言ってたように、俺のシートベルトクラッチはルチャ・リブレの技で、オリジナルはメキシコで生まれた。だからティタンはあの技に対するカウンターを持っていると思う。しっかり作戦を立てないと。今日と同じやり方で行くか、方向性を変えるか? そこを考えないとな。ティタン、明日後楽園ホールで待ってる。俺は後楽園ホールでは無敗だぞ。そこんとこ忘れるなよ」

BUSHI「勝てなかったな。勝てなかった……。ウィーラー・ユウタ、オマエに特別な思いはないよ。初めて対戦する相手でもあり、このBブロック、同じブロックで、そして、何かチャンピオンベルト持ってたよな。そんなヤツ相手に燃えないわけないよ。でも勝てなかった。俺自身、アイツを警戒してたつもりだよ。でもそれ以上に、うまく丸め込まれた。これで2勝2敗。まだまだここからだ。次は明日、DOUKI。去年負けてるからな。リベンジするしかないだろう」

▼第6試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦
DOUKI〇(2勝2敗=4点)
vs
エル・ファンタズモ×(3勝1敗=6点)
6分52秒 首固め

■試合後インタビュー

DOUKI「(※後頭部を押さえながらインタビュースペースに着くと床に前のめりに倒れ込む)ハハハ、ハハハハ、なめんなよ、ファンタズモ!(※体を起こして座り込む)オマエがな、変則的なスタイルだってのはな、分かってんだよ。だったらよ、俺もその上を行く作戦を考えるしかねえだろ? 俺はスワンダイブ、ずっこけることはあるけど、デイブレイクはなかなかずっこけねぇんだよ。知ってたか? 俺の作戦勝ちだ! ダメージはデカいけど、俺の勝ちだ。(※立ち上がって)さて、次の対戦相手、分かるヤツいるか?」

─BUSHI選手です
DOUKI「BUSHI? Bull Shit(クソ野郎)! Bull Shit? BUSHI? (※控室へ立ち去りながら)Im so confused.(ワケ分かんねぇよ)」

ファンタズモ「(笑いながら)怒りすら湧いてこない。すげえ勝負だった。(※壁を殴りつけながら)DOUKI…… DOUKI、DOUKI……ズル賢い野郎だ! クソ!」

➡次ページ(後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

▼第7試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦
マスター・ワト〇(1勝3敗=2点)
vs
ロビー・イーグルス×(2勝2敗=4点)
11分39秒 ラ・カレテラ

■試合後インタビュー

ワト「ああー、クソー! ヨシッ!よーし、勝った!! ここからだ、ここからだ。オレは巻き返す。こっから、巻き返してやるよ。そしてな、優勝への道へ必ず繋げる為に、それが今日出た、それが今日出た“ラ・カレテラ”。そうだ、道って意味がある。そうだ、こうやって一歩ずつ、一歩ずつ、早かれ遅かれ人にはスピードがある。スピードはどうだっていい。ただ、一歩ずつ前に、一歩ずつ前に行けば今日のこういった光景が見れるってことだ。そうだろ? オレが帰ってきた時は会場に誰もいなかった。そして今、まだ完全ではないけど、たくさんのお客さんがいた。その中で、オレは一つの道を作った。これからの未来の道も、オレは作っていくぞ!」

イーグルス「どういうことだ? 誰か何が起こったのか俺に説明してくれよ! ふざけるなよ! 俺が熱い気持ちをぶつけてこいって言ったら、お前はその通りで来た。だからこの結果を招いたのは俺自身ってことか? オレが気持ちをぶつけてこいなんて言ったばかりに!ワトクン!クソ!」

▼第10試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦
エル・デスペラード×(3勝1敗=6点)
vs
エル・リンダマン〇(3勝1敗=6点)
15分08秒 タイガースープレックスホールド

■試合後インタビュー

リンダマン「(※G-REX王座のベルトを置いて座り込む)よっしゃー! 1月4日から声を上げ続けてくれたおかげで、リンダマン、この『BEST OF THE SUPER Jr』参戦決まったぞ。今んところ、3勝1敗か。1回負けちまったけどなぁ、今日の試合見たら分かるだろう、『SUPER Jr』の主役、この俺、エル・リンダマンだけ見ときゃいいんだよ。俺のいるGLEATはなぁ、俺中心に回ってる。いや! 新日本プロレス、それに世界のプロレス界は、この俺、リンダマン、GLEAT、#STRONGHEARTSを中心に回っていくし、回していく。それぐらいの覚悟は、俺にはあるからよぉ。何かありますか?」

─デスペラード選手とのシングルはいかがでしたか?
リンダマン「いや、とんでもない選手ですよ。ま、この『SUPER Jr』に参戦してる選手はみんなとんでもない選手って分かってるけど、特別、ジュニアを熱くしようとか、新日本プロレスを盛り上げようという気持ちがね、言葉でも分かってたけど、戦いで一番伝わる選手かな。そりゃやっぱ、ジュニアを引っ張ってきただけありますよ。これから先、リンダマンがいなくてもデスペラードを中心にジュニアは面白く回っていくと思うし。だけどよぉ、俺がいた方が面白いことは確かだし、お客さんも分かってるよな」

─リーグ戦で考えても、この1勝は大きいと思いますが。
リンダマン「まぁ、まだリーグ戦、折り返してもいないぐらいのところだから、大きいことは言えないっていうか。何も予想はできないっすよね、他の星取りに関しては。ただ俺が言った通り、G-REXのタイトルマッチで入江茂弘と戦ってから『全勝で行く』って言っちゃったんで。今までの、ちっぽけで弱気なリンダマンは終わりだよ。なぜなら、(※持っていたベルトを叩いて)G-REX、新団体、ベンチャー団体GLEATを背負ってるからな」

デスペラード「(※肩を担がれてインタビュースペースまでたどり着くと、前のめりに倒れ込み、手で顔を覆って)クソッ!クソーッ!悔しい……。悔しい……。(※起き上がって)チクショー。刺激的だったよ(※と、持っていた氷のうを床に叩きつけて、控室へ)」

<写真提供:新日本プロレス>

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