28kmを全力でカッター訓練 海上保安大学校(広島・呉市)

25日、広島・呉市にある海上保安大学校の新入生が、手こぎボートで長距離を走破する訓練に出発しました。

訓練は、海上保安大学校が新入生の気力や体力を鍛えるために1953年から続けている伝統行事です。ことしは新入生59人が参加しました。

RCC

学生たち
「みんなで協力することでこぎきることができると思うので、わたしなりの全力でこぎたい」

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「さまざまな場面で上級生の方から見習ったことを本日の訓練で全て生かしたい」

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訓練に使うのは、全長およそ9メートルの「カッター」と呼ばれる手こぎボートです。

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新入生にとっては、初めての本格的な訓練です。学生たちは、食料などを積み込んだあと、3艇のカッターに乗り込み、学校前の桟橋から出航しました。

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途中、江田島に上陸して昼食のカレーを作るなどして、およそ28キロを走破した後、午後6時過ぎには学校に戻ることになっています。

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