「パンドラの果実」第5話がもっと楽しめる解説動画が到着!

日本テレビ系 土曜ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』。
ディーン・フジオカ演じる小比類巻祐一が室長を務める「科学犯罪対策室」が挑むのは、最新科学によって生み出されるさまざまな怪事件…。

第5話、最上(岸井ゆきの)と共同研究者だった速水(栗山千明)が、急速に老化して死亡する奇妙な事件が発生。
4年前、ウイルスの研究を続けていた2人は、偶然未知のウイルスを発見する。
不老不死が現実となりうる人類の光になるかもしれないと考えた2人は“プロメテウス・ウイルス”と名付けたものの、そのウイルスは不老不死の代償があった…。
話のカギとなる“ウイルス”“老化抑止”について豪華科学監修陣が解説した解説動画が日テレドラマ公式YouTubeチャンネルで公開!動画には入りきらないコメント全文はこちら!

■ウイルスは元から100万種以上もあるのですか?今後も増えていくんでしょうか?
ウイルスは生物ではありませんが、変異して進化します。そのため徐々にその種類も増えていくと思います。またウイルスは生物の細胞に寄生するので、宿主である生物の種類が増えると一緒に増えます。
大昔、生物の種類がまだ少なかった時に比べると種類も増えていると思います。今後は生物の多様性が減ってくるとウイルスの種類も減ってくるかもしれません。その時に、ウイルスが生き残りをかけて、本来と違う宿主に寄生するとパンデミックを引き起こしてしまうこともあります。
生命科学監修 小林武彦(東京大学 定量生命科学研究所 教授)

■ウイルスの研究が進んだら、ドラマのように老化を止めることもできるのでしょうか?
ウイルスは遺伝子を細胞に入れるツール(道具)として使われます。ウイルスに老化を抑制する働きをもつ遺伝子を入れて、感染させると、その細胞の老化が抑制される可能性はあります。実際にその候補となる遺伝子がいくつか見つかっています。ドラマでは偶然ウイルスが不老不死化を引き起こす変異遺伝子を取り込んでしまいました。現実の科学では、不老不死とまではいかないまでも、多少なりとも老化を抑制する働きをもつウイルスの作成は、十分実現可能だと思います。
生命科学監修 小林武彦(東京大学 定量生命科学研究所 教授)
5月28日(土)の第6話を前にぜひ科学解説動画もチェックを!

<番組情報>
日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ
新土曜ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』
Season1 日本テレビ系 毎週土曜よる10時 放送
Season2 6月スタート! Huluオリジナル 独占配信
・公式HP:
・公式Twitter:@pandorano_ntv
・公式Instagram:@pandora_ntv
番組公式ハッシュタグ:「#パンドラの果実」

(C)NTV

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