NHK BSプレミアムの「The Covers」（日曜午後10：50）の6月5日・12日放送回では、音楽シーンに刻まれる数々の名曲を生み続け、6月に11年ぶりのオリジナルアルバムを発表するシンガー・ソングライターの山下達郎を特集する。
同番組は、MCはリリー・フランキーと水原希子が務め、日本を代表するアーティストが思い出深い名曲をカバーする音楽番組。今回はゲストに、GLIM SPANKY、Original Love・田島貴男、平原綾香、星屑スキャット、MORISAKI WINの5組。
第1夜となる5日のオープニングナンバーは、大ヒット曲「RIDE ON TIME」を平原がパフォーマンス。山下の大ファンであるMCのリリーと水原も、ライブパフォーマンスを見て思わず踊りだすほどに盛り上がる。
また、初期の名曲「BOMBER」を、山下を愛して止まない30代のロックユニット・GLIM SPANKYが披露。山下から大きな影響を受け続ける田島は、ソロとしてのファーストアルバムから「WINDY LADY」をカバーする。
第2夜12日の放送では、山下が提供したヒットナンバーや、プロデュース作品を中心に特集。1曲目はMORISAKIが竹内まりやの名曲「駅」をカバー。もともとは中森明菜に提供した同曲を竹内がセルフカバーするにあたり、山下がアレンジ・プロデュースを手掛け、大ヒットした楽曲だ。
そして、2曲目はKinKi Kidsのデビュー曲「硝子の少年」。松本隆が作詞を手掛けた大ヒットナンバーを、ミッツ・マングローブ率いる音楽ユニット・星屑スキャットが、ハーモニー豊かに歌い上げる。番組ナレーターを務めるKinKi Kids・堂本光一の語りにも注目だ。
ラストを飾るのは平原。山下が2005年に発表した「白いアンブレラ」を歌唱。山下のボーカルと管楽器が響き合う同曲の原曲でサックスをレコーディングしたのは、世界的サックスプレーヤーであり、昨年亡くなった平原の父・平原まことさん。今回は綾香のサックス演奏で届ける。
