ウクライナ避難民 母国料理で交流会 大分

大分に移住して約1カ月。ウクライナから避難している家族らが、母国の料理を楽しみながら交流しました。

交流会は、生活協同組合コープおおいたが食を通じて安心した時間を過ごしてほしいと開いたものです。
日田市や別府市で暮らす4世帯16人が参加しました。

コープおおいた 組織支援本部 後藤秀樹 本部長:
「こうやって皆さんと一緒になって、買い物して、会話して、食事して、不安も少しは和らぐのじゃないかなと」

スーパーで食材を調達し、それぞれが得意なウクライナ料理を作ります。

イリナ・ボンダレンコさん
「楽しいスタイル、いっぱいウクライナ人懐かしい」

別府に避難しているツビリュークさんは、豚肉とドライプルーンを煮込んだウクライナの伝統料理「ジャルコーエ」をふるまいました。

オレーシア・ツビリュークさん
「子どもがいて、きょうはたくさんの人と交流する場があって、助けてもらいました。幸せです」

また、日田に避難しているハレトンチュクさんが昨夜作ったボルシチと、コープおおいたが作ったボルシチとを食べ比べました。

日本のボルシチを食べた感想は・・・

オレーシア・ツビリュークさん
「ちょっと甘いけど、味が濃くておいしいです。全部食べた。」

ジュリア・デミチェンコさん
「トマト多い、めっちゃ濃い、トマトばっかり、味似てるけど違う」

コープおおいたは、今後も交流会を開くことができたらと話しています。

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