新幹線待つ間にテレワーク JR広島駅 完全個室ブース設置へ

広島県内のJRの駅では初めての導入です。JR広島駅の新幹線乗り場にテレワークができる完全個室ブースが、今月末から開業するということで取材してきました。

中根夕希キャスター
「JR広島駅です。新幹線の改札内では、時間と場所にとらわれない働き方ができるブースが設置されました」

その名も「STATION BOOTH」です。

RCC

JR西日本 ビジネスデザイン部 八重樫卓真課長
― どう利用?
「こちらは、予約をしても予約をしなくてもすぐに利用いただけるブース型のシェアオフィスになります」

実際に中に入ってみると…。

中根キャスター
「小さな部屋みたいな感じですね。これ、すごいですね。ディスクファンとかあります」

RCC

八重樫卓真課長
「中に電源があるし、専用のWi-Fiも用意している。空調も用意しているので、夏でも冬でも快適な環境でお仕事いただけるかな」

RCC

JR西日本は、テレワークやウェブ会議など、多様化する働き方をサポートする目的でJR東日本と連携し、テレワーク環境の整備に取り組んでいます。広島県内の駅では初めての導入です。

対象者は、STATION WORKの会員だけでなく、空きがあれば、一般の利用も可能です。

八重樫卓真課長
― 今回、なぜ広島に?
「広島は言わずもがな、ビジネスで来る人がたいへん多くいる。新幹線でご利用される方がかなり多いので、そういった方がたに出張時に効率よくお仕事いただける、そういった環境を用意したかった」

RCC

列車の待ち時間や乗り換えの合間に有効活用してほしいとしています。

JR西日本 ビジネスデザイン部 八重樫卓真課長
「長時間使っていただくというよりもまさに必要ときに、ぱっと入って使える感じで利用いただければ」

JR広島駅・新幹線改札内の「STATION BOOTH」は、今月31日開業。午前7時から午後9時半時まで営業していて、料金や決済方法は、ご覧のとおりになっています。

RCC

□ STATION BOOTH(31日開業)
営業時間 午前7時~午後9時30分
料金 275円/15分(税込み)
決済 クレジットカード・交通系ICカードなど

© 株式会社中国放送