BMW M社設立50周年を記念した限定車が3車種、各5台限定で登場。オンライン限定受注で発売開始

 ドイツBMW社の100%出資子会社であるBMW M社が創立50周年を迎えたことを記念し、3車種の限定モデル『BMW X5 Edition Black Vermillion(エディション・ブラック・バーミリオン)』、『BMW X6 Edition Black Vermillion』、そして50台限定の『BMW M3 50th Anniversary Limited(50thアニバーサリー・リミテッド)』が登場。BMWオンライン・ストア限定での受注となり、5月24日午前11時より先着順での受付開始となっている。

 今から遡ること50年前となる1972年5月24日に、BMWの技術と情熱を結集し、モータースポーツ活動を本格的に取り組むため、BMW M社の前身となるBMWモータースポーツ社が設立され、同年には初代『BMW 3.0CSL』が誕生。翌1973年にはニュルブルクリンク24時間耐久レースで勝利を収め、その輝かしい歴史がスタートした。

 1978年にはBMW Mモデルの起源とも言える『BMW M1』を開発し、同モデルとともにその名の由来となった『M』の歴史が本格的な幕開けとなった。

 そのBMW M社設立50周年を記念し、今季販売されるBMW Mハイパフォーマンスモデル、BMW Mパフォーマンスモデル、Mスポーツモデルには、1973年にBMWモータースポーツ社のレーシングカーで初めて使用された、青、紫、赤の半円がシフトしたBMWロゴが、BMW M 50周年記念バッチとして装着される。

 先鋒として登場した『BMW X5 M50i』、『BMW X6 M50i』をベースに設定された今回の限定車は、存在感ある漆黒をテーマにレッドのアクセントに用いた仕立てに。

『BMW M3 50th Anniversary Limited(50thアニバーサリー・リミテッド)』は50台限定の抽選販売に
『BMW X5 Edition Black Vermillion(エディション・ブラック・バーミリオン)』、『BMW X6 Edition Black Vermillion』は存在感ある漆黒をテーマにレッドのアクセントに用いた仕立てに
その足元にはダブルスポーク・スタイリング742Mオービット・グレー・マットの、22インチMライトアロイホイールにレッドのキャリパーが主張するMスポーツ・ブレーキを装備した

■エクステリアには記念バッチやアクセント付きのキドニーグリルを装着

 外装色にはBMW Individual(インディビジュアル)フローズン・ブラックを採用し、BMW M 50周年記念バッチ、レッドアクセント付きのキドニーグリルを装着。

 その足元にはダブルスポーク・スタイリング742Mオービット・グレーマットの、22インチMライトアロイホイールにレッドのキャリパーが主張するMスポーツブレーキを装備した。

 また内装においては、こちらもレッドのパイピングが施されたBMWインディビジュアル・フル・メリノ・レザーブラックや、エディション・ブラック・バーミリオンロゴ付きのBMWインディビジュアル・ピアノブラックのトリムに専用フロアマットを採用するなど、高品質な内装空間が特別かつラグジュアリーな世界観を演出する。

 このBMW X5エディション・ブラック・バーミリオン、BMW X6エディション・ブラック・バーミリオンは日本国内において各5台限定となり、M 50thアニバーサリー・リミテッドは前述のとおり50台を導入。そのうち10台には、1987~89年に日本でも初代M3(E30)で採用された象徴的なボディカラーのシナバー・レッドが設定され、アルピン・ホワイト(限定20台)、ブラック・サファイア(限定20台)の計3色が用意される。

 このM3は6速MTの右ハンドル仕様となり、価格は1359万円に。同じく右ハンドルでAT仕様となるBMW X5エディション・ブラック・バーミリオンは1612万円、BMW X6エディション・ブラック・バーミリオンは1653万円(いずれも消費税込み)となっている。

内装では、Edition Black Vermillionロゴ付きのBMW Individualピアノ・ブラックのトリムに専用フロアマットを採用
50周年記念バッチは青がBMWを、赤はレースを、紫は青と赤、つまりBMWとレースの融合を模した色となる
その青、紫、赤の半円がシフトしたBMWロゴが、BMW M 50周年記念バッチとして装着される

BMW カスタマー・インタラクション・センター フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

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