参院選ポスター掲示場設置 岡山県内トップ切り倉敷市選管

倉敷市役所正面入り口近くに設置された参院選のポスター掲示場

 夏の参院選に向け、倉敷市選管は26日、岡山県内の市区町村のトップを切って岡山選挙区(改選数1)のポスター掲示場の設置を始めた。6月9日までに市内750カ所に設ける。

 掲示場は縦0.9メートル、横2.3メートルで、候補者8人分の区画がある。この日、市役所の正面入り口近くでは業者が電動ドライバーを使い、樹脂製の板を木製の支柱にねじで固定した。

 市選管は、掲示場を前回2019年には約870カ所設けたが、交通安全などの観点から配置を見直して削減した。参院選の日程は6月22日公示、7月10日投開票が有力視され、確定し次第、期日を記したシールを板に貼り付ける。

 岡山選挙区では自民党現職で再選を目指す小野田紀美氏(39)、共産党新人で党県青年学生部長の住寄聡美氏(39)、無所属新人で前玉野市長の黒田晋氏(58)が立候補を表明している。

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