チェルシーは移籍交渉を加速させ、パリ・サンジェルマンのネイマールとのビッグディールを狙っている。
ロシアのウクライナ侵攻によるロマン・アブラモビッチ氏への経済制裁で、選手との交渉などあらゆる経済的活動が禁止されていたチェルシー。それでも25日に、イギリス政府が総額は42億5000万ポンド（約6850億円）に及ぶロサンゼルス・ドジャース共同経営者トッド・ベーリー氏との買収交渉を承認した事で、経済活動の再開が可能となった。
するとチェルシーは今夏に大型補強を画策し、ネイマールに熱視線を注ぐ。サッカー史上最高額2億2200万ユーロ（約290億円）でネイマールを獲得したPSGはネイマール売却に前向きな姿勢を見せており、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督はPSGでネイマールを指揮した経験も。チェルシーはアントニオ・リュディガーとアンドレス・クリステンセンが今季限りで退団となっているため、他選手の去就が決定すれば、ネイマール獲得に本格的に乗り出す方針だ。
