デジタル窓口を宮城県内の自治体で初めて導入 タブレットなどを活用し簡略化 岩沼市

宮城県岩沼市は、転入転出届や住民票などの申請をタブレットなどを使い簡単にできるようにするデジタル窓口を、県内で初めて導入しました。

岩沼市で24日に始まったデジタル窓口。転入や転出に伴う届け出をしたり住民票を申請したりする際に、運転免許証などの身分証明書をスキャナーで読み込むことで、本人や家族全員分の名前や住所の記入を省くことができます。

また、確認のための署名もタブレット上に1度書き込むだけで済みます。

子ども手当の申請などでは、これまで他の課への移動も含めて最長で40分ほどかかっていた手続きが、約20分に短縮されるということです。

岩沼市民「今まで書く手間があったんですけど、なくなったので楽になりました」

岩沼市デジタル推進室梅津和典室長「同じような項目を複数枚書かないといけない。非常に煩わしい、どういう手続きか分からないという声があったので、デジタルを使って解消できないかと今回このようなシステムを考えた」

岩沼市では、2025年度までには1カ所の窓口で全ての申請ができるようにしたいとしています。

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