いよいよ金毘羅ねぷたが開幕! 青森から「巨大ねぷた」が到着 香川・琴平町

「四国金毘羅ねぷた祭り」はいよいよ、27日開幕です。舞台となる香川県琴平町に青森から巨大な「ねぷた」が届きました。

(記者リポート)
「四国金毘羅ねぷた祭りで使われるねぷたが、いま青森から3日間かけて届きました。琴平でのお祭りを盛り上げます」

27日から琴平町で開催される四国金毘羅ねぷた祭り。祭りの主役、青森県弘前市で作られた2台のねぷたが26日に到着しました。

ねぷたは絵の部分を折り畳んだ状態でコンテナに収納されていました。

サポートのために駆けつけた弘前市の観光課の職員らが和紙の部分が破れないよう、丁寧に準備を行いました。

ねぷたに描かれているのは、2020年の四国こんぴら歌舞伎大芝居で披露されるはずだった演目「義賢最期」のシーンをイメージしたものです。四国金毘羅ねぷた祭りのために特別に描かれました。

このねぷたは、なんと8メートルもあります。祭りの本番では、回転したり大きさを変えたりしながら琴平の町を練り歩く予定です。

琴平町では、他にも準備が進んでいます。

金丸座には弘前ねぷたまつりで実際に使われた高さ約5メートルの絵が飾られました。金丸座に合うように歌舞伎の演目「暫(しばらく)」をイメージしたものです。

(観光客は―)
「青森に前に行ったときに飾ったのを見たんです。(お祭りにも)ぜひ行きたいですね」

四国金毘羅ねぷた祭りは27日と28日の2日間開かれ、28日午後7時からはねぷたが琴平の街を練り歩きます。

(弘前市観光課/町田葉 主事)
「弘前ねぷたが四国に来るのは初めてということですので、ぜひこの機会に弘前ねぷたを味わっていただければと思います」

(琴平町/谷口信平 副町長)
「コロナで2年以上、観光の町ですけど、非常に盛り上がりがいつもの琴平じゃないという声もいただいてますので、ぜひ、ちょっとこれで琴平全体を盛り上げていきたいと思います」

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