4回目接種券の入手方法は

 県内の新型コロナの新たな感染者は325人でした。4回目のワクチン接種はきのうから始まっていますが接種券が手元に届く方法は自治体によって異なるようです。

 厚生労働省は4回目のワクチン接種に対象者について60歳以上の人または18歳~59歳までの基礎疾患がある人と定めています。どの市町村も60歳以上の人には漏れなく接種券を発送するとしていて、18歳~59歳までの基礎疾患がある人は多くの自治体で自己申請をすることとしています。ただ、その対応は自治体ごとに違いがあり対象となる人は注意が必要です。臼杵市では18歳~59歳の全市民に往復はがきを郵送し基礎疾患の有無について回答してもらい対象者に接種券を発送します。日田市は18歳~59歳の全市民に接種券を発送し基礎疾患のある人のみ接種してもらうという形を取ります。姫島村は島民の基礎疾患の有無を把握しているため自己申請は必要ないとしています。4回目の接種は多くの自治体で6月から始まる予定です。また、新規感染者について26日に新たに感染が分かったのは325人です。年代別では30代が最も多く67人、次いで10歳未満が57人、20代が55人となっています。市町村別では国東市と九重町、姫島村を除く、15の市と町で確認されていて、大分市が167人と半数以上を占めています。また、中津市内の学校ではクラスターが発生し、きょうの感染者を含めて合わせて7人が感染しています。県は家庭内感染が増えていることから、健康観察の徹底を呼びかけています。

© 大分朝日放送株式会社