<新型コロナ>教諭生徒ら感染、県立4学級閉鎖…埼玉1175人感染6人死亡 クラスター拡大、計38人に

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは26日、新型コロナウイルスに感染していた70~90代の男女6人が死亡、新たに1175人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が654人、さいたま市241人、川口市180人、川越市47人、越谷市53人。越谷市は17日に陽性と公表した1人を取り下げた。

 これまでに確認された感染者は54万6032人(チャーター便帰国者含む)、死者は1581人(26日午後7時現在)。

 25日夜時点の重症者は1人、感染者の入院は363人、ホテル療養379人、自宅療養7506人。退院・療養終了は53万3718人。

 県によると、詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女608人。うち、みなし陽性は5人。会食で感染したとみられるのは30~60代の男女3人。ワクチンを3回接種していたのは10~90代の男女105人、2回接種は10歳未満~80代の男女143人だった。

 県教育局によると、県立学校3校で教職員2人、児童生徒4人が感染し、学級閉鎖を4件実施した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女241人。クラスター(感染者集団)が発生していた同市西区の介護老人保健施設で新たに入所者6人の感染が判明し、同施設の感染者は38人となった。

 川越市によると、未就学児を含む10歳未満~60代の男女47人の感染を確認した。うちみなし陽性者は3人。

 川口市によると、新たな感染の確認は10歳未満の未就学児から90代までの男女180人。学級閉鎖は4小学校で4学級。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満から70代の男女53人だった。

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