東芝買収、機構参加が軸 複数の海外ファンド検討

東芝のロゴ=2021年4月、東京都港区

 東芝が再建に向けて外部から募集している経営戦略を巡り、複数の海外ファンドが、官民ファンドの産業革新投資機構と共同で出資する買収案を検討していることが26日、分かった。東芝は原発や防衛関連といった経済安全保障上の重要技術を持っている。外為法に基づく政府の審査を通過するには国内勢の参加が必要との見方が出ていた。

 投資機構は国の財政投融資を活用しているため、東芝などからの提案を踏まえて慎重に判断する。東芝は再建に向けて非上場化を「大事な検討要素の一つ」としている。実現に向けた買収に関しては、投資機構を含む日本勢が経営権を握る案も浮上している。

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