JR川越線で人身事故 男性死亡…快速接近中、遮断機が下りるも踏切内へ 最大1時間34分の遅れ

電車にはねられ86歳男性が死亡=川越市

 26日午後2時28分ごろ、埼玉県川越市並木、JR川越線指扇駅―南古谷駅間の踏切で、市内に住む86歳無職男性が新木場発川越行き下り快速電車(10両編成)にはねられ、死亡した。

 川越署によると、運転士が踏切内にいる男性を発見し、ブレーキをかけたが間に合わなかったという。男性は踏切の遮断機が下り、電車が接近する状況で立ち入ったとの目撃情報があることから、同署は男性が自殺したものとみて、調べている。

 JR東日本大宮支社によると、この事故で川越線は大宮駅―川越駅間で一時運転を見合わせ、同4時5分に再開。上下7本が運休、3本が最大1時間34分遅れ、乗客約3200人に影響が出た。

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