幻の0番ホームも!妖怪ワールド炸裂のラッピングがスゴすぎた【鬼太郎列車】

『ゲゲゲの鬼太郎』の作者としても知られる水木しげる氏。その出身地である鳥取県の境港市は“ゲゲゲの街おこし”で大成功! 177体もの妖怪ブロンズ像が商店街に立ち並ぶ妖怪ワールドが炸裂しているのですが、その境港まで行列車もスゴイことになっています!

6種類の鬼太郎列車に乗って妖怪ワールドへ

177体もの妖怪ブロンズ像が商店街に立ち並ぶ「水木しげるロード」で有名な鳥取県境港市。そんな境港市を訪れるなら、絶対に列車がおすすめ! 境港市に行く前から妖怪の世界にどっぷり浸れること間違いなし。

米子と境港を結ぶJR境線には、鬼太郎列車が疾走! 鬼太郎はもちろんのこと、ねずみ男やねこ娘、目玉おやじ、こなきじじい、砂かけばばあなど、全6種類がラインアップ。境港の最寄りである米子空港駅も通るので、飛行機で到着したときにもスムーズに利用できます。

ちょっと怖かったり、愛嬌があったりするペイティングに心はウキウキ! 米子から境港までの16駅には、妖怪の愛称名まで付けられ、米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」、米子空港駅は「べとべとさん駅」など。

米子駅には幻の霊番ホームがあった!

鬼太郎の世界観を表すようなカラフルなペインティングに目を奪われますが、妖怪ワールドへの誘い方がスゴイ! 米子駅には、なんと幻の0番ホームがあるんです。「霊番」ですよ! JRのホームに「0番ホーム」があること自体衝撃的。

うわぁ~ホントにあるんだ~、0番ホーム!

目玉おやじが案内しているように、0番ホームには鬼太郎列車が停車中。

ねずみ男のブロンズ像や鬼太郎のベンチなども配された特別仕様になっています。ちなみに、米子駅から境港駅までの所要時間は約50分。

少しおどろおどろしい妖怪アナウンスに大注目

外装だけではないんですよ! 車内もキャラクター感を大切に細部にわたりペインティング。

シートにはワンポイントのねこ娘。

天井を覆い尽くすような大迫力のペインティングも。

こちらはねずみ男バージョン。

一緒に写真が撮れるようになっていたりします。

ド肝を抜かれたのは車内アナウンス。鬼太郎やねこ娘、目玉おやじなどが各駅への到着を知らせてくれます。「次は~、○○、○○です」のように。字面では伝わらないのですが、このアナウンスが、少しおどろおどろしくてなんとも魅力的。思わず聞き入ってしまいます。

妖怪の聖地!? 境港駅の待合室も特別仕様。妖怪たちの霊力に取りつかれないようにしてくださいね。

鬼太郎列車

URL:https://guide.jr-odekake.net/spot/9485

https://www.sakaiminato.net/about/yokai-world/

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[Photos by (C)tawawa]

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