内藤剛志主演「警視庁強行犯係 樋口顕」Season2が決定。「若い人が“年を取るのは楽しいだろうな”と思えるようにしたい」

テレビ東京系では、7月クールに金曜8時のドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕Season2」(金曜午後8:00、開始日未定)の放送が決定。主演・内藤剛志が扮(ふん)する警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕の新たな物語がスタートする。

本作は、“警察小説の第一人者”である今野敏氏原作の本格ミステリーをドラマ化した「強行犯係 樋口顕」シリーズで、全12作のスペシャルドラマを経て、2021年1月クールには待望の連続ドラマ化。そして今夏、新たに連ドラのSeason2として帰ってくる。

主人公の樋口は、仕事と家庭の狭間で悩みつつも、現場では自分が信じる正義を貫き、愚直なまでに真摯(しんし)に事件に向き合う等身大の刑事。高い洞察力や推理力を持ち、時にはスタンドプレーをも辞さず、事件の裏に潜む真実を追求し解明してきたが、今回も数多くの難事件が彼を待ち受ける。スペシャル放送や、前シーズンとは違い、Season2だからこそ描ける新たな樋口の活躍に期待が高まる。

また、奇しくも本作の情報解禁日となった本日5月27日は、内藤の誕生日。大きな人生の節目に、新たなスタートを切ることになる。

Season2決定に、内藤は「去年初めて連続ドラマになって、単発とは違う楽しみ方が見つかったし、宿題も見つかりました。Season2ということで、前シーズンで見つかった宿題を提出できる場がいただけたことをうれしく思います。たくさんテレビに出られることとは別に(笑)」と喜び、「67歳になったのですが、この年になってもドラマの世界にいられることがうれしいですね。同世代の仲間と一緒にやれているというところも最高。いい誕生日になりました。面白くしなきゃと思います。あと、若い人が“年を取るのは楽しいだろうな”と思えるようにしたいです」とコメント。

さらに、「作品もさらに進化させたい。見てくださっている方は『警視庁強行犯係 樋口顕』という作品を好きだから見てくれているけれど、全く同じものだと新シーズンにする意味がない。具体的にやってみたいなと思うこともいくつかあるので、全然変わっていないように見えて、何かが変わっている…というふうに作っていければと思います」と新シリーズへの抱負を明かした。

そして最後に「樋口は、普通に町ですれ違っても覚えていないような普通の人。そんな人が頑張って、いつもどこかに潜んでて事件を解決するような話です。とんでもないシリアルキラーが出てくるとか、国家を乗っ取るとかそんな大きな事件はないし、ヒーローも出てこない、みんな普通の人。刑事ドラマだから犯人捜しを楽しんでもらいたいのは第一ですが、そんな私たちを見て『普通に生きるってこと、なかなかいいじゃん! 楽しいじゃん!』と思ってもらえるとうれしいです。希望みたいなものを届けたいです。このドラマを見て、そんな週末を迎えていただければと思います。あとはとにかく、見てください! おじさんたちが元気に頑張っているので(笑)。ハッピーなドラマとして見ていただければと思います!」とメッセージを寄せた。

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