長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで、故・原田泰治名誉館長の追悼企画展が開かれている。6月19日まで。
原田さんは、日本各地のふるさとの原風景などを描いたグラフィックデザイナーで画家。同館開館時から名誉館長を務め、今年3月死去した。
長崎の伝統工芸品「古賀人形」を描いた作品など9点を展示。過去4回、同館で展示会を実施し、増川雅一専務理事は「県内各地から握手やサインを求めて多くの人が訪れた。当時訪れた人たちにも来てほしい」と呼びかけている。
長崎市出身のシンガー・ソングライター、さだまさしさんと原田さんは長年の親友。さださんは追悼展にあたり「あなたの絵は永遠に愛されて行きます」とメッセージを寄せた。企画展に訪れた長崎市の会社員、原田茅博さん(60)は「どこか懐かしく、愛を感じる絵」と話した。
“愛を感じる”原田さんの絵 ピースミュージアムで追悼展
- Published
- 2022/05/27 11:58 (JST)
- Updated
- 2022/05/27 12:10 (JST)
© 株式会社長崎新聞社