軽油価格高騰 県トラック協会が助成制度を要望 大分

軽油価格の高騰を背景に、大分県トラック協会が大分県知事に、助成制度を求める要望書を提出しました。

トラックの燃料となる軽油の価格は、新型コロナウイルスによる影響に加えて、ロシアのウクライナ侵攻で、去年の1月と比べると、2割から3割近く高騰しています。

県トラック協会は大分県に対し、助成制度の新設を要望しました。
長崎県や宮城県などでは、トラックの保有台数に応じた支援金や、燃料購入費の補助などの助成制度が導入されています。

大分県トラック協会 仲 浩 会長
「油自体が上がると経営を圧迫、非常に困ってます」

トラック運送業界は中小企業が99%を占めていて、このままでは輸送力が確保できないとして、協会は今後市町村に対しても、同様の要望をする方針です。

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