国民民主、補正予算案も「異例」の賛成 今回は前原氏も「総合的に判断」

国民民主党の前原誠司代表代行

 国民民主党は27日の衆院本会議で、2022年度補正予算案に賛成した。22年度当初予算案の採決で野党として異例の賛成に回った際に本会議を欠席した同党の前原誠司代表代行(京都2区)も、党方針通り賛成した。

 前原氏は取材に対し、補正予算の額が不十分であり、予備費積み増しに問題が残るとしたものの「我々が主張してきた燃油高騰対策が盛り込まれ、方向性は合致している」と党方針に従った理由を説明。当初予算採決時と態度を変えたことについて「本予算への賛成は自公政権が行う森羅万象を是認することになり、野党ではなくなる。補正予算は一部であり、総合的に判断した」と語った。

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