長万部―函館、鉄道の維持希望

JR貨物支社長、三セク想定

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 2030年度末予定の北海道新幹線の札幌延伸で、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線長万部―函館の存廃を巡り、JR貨物の小暮一寿・北海道支社長は27日、報道陣に対し、第三セクターなどを想定した鉄道の維持が望ましいとの考えを示した。同区間は本州と結ぶ鉄道物流の大動脈。

 道と函館線の沿線自治体は、小樽―長万部と長万部―函館に分けて存廃を協議。小樽―長万部は3月、廃線が決まったが、長万部―函館は議論が停滞している。

 小暮支社長は物流網での鉄道の重要性を強調。自治体が財政負担を理由に維持は難しいと判断した場合、自社だけで貨物路線の保有は困難と述べた。