宮城県はこれまでの雨で地盤に緩み 引き続き土砂災害に注意

宮城県内は気圧の谷や湿った空気の影響で断続的に雨が降り、27日昼前後には雨足が強くなりました。これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあるため、引き続き土砂災害などに注意が必要です。

仙台管区気象台によりますと、降り始めから午後3時までの雨量は栗原市駒ノ湯で94ミリ、泉ケ岳で57.5ミリ、仙台で48.5ミリなどとなっています。

また東部を中心に風も強まり、最大瞬間風速は登米市米山で20.7メートル、仙台で17.4メートルなどを観測しました。

JR東北線では大雨の影響で小牛田ー石越の間の上下で一時運転を見合わせましたが、午後1時40分ごろに再開しました。

太白区では午前8時半すぎにおよそ1500戸で停電が発生しました。

雨や風で電線を支える設備が破損したことが原因で、およそ1時間半後に復旧しました。

すでに県内から活発な雨雲は抜けていますが、これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあるため、引き続き土砂災害などに注意が必要です。

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