王毅氏、中国とソロモン諸島の安全保障協力3原則ついて説明

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王毅氏、中国とソロモン諸島の安全保障協力3原則ついて説明

26日、マネレ氏(右)と肘を合わせる王毅氏。(ホニアラ=新華社配信)

 【新華社ホニアラ5月28日】中国の王毅(おう・き)国務委員兼外交部長は現地時間26日、訪問先のソロモン諸島の首都ホニアラで、同国のマネレ外務・貿易相と共同記者会見を行った。

 王毅氏はソロモン諸島と調印した安全保障協力枠組み協定について次のように述べた。協定は主権国家間の協力であり、ソロモン諸島の法執行能力向上を支援し、社会治安の一層の維持を支援するとともに、ソロモン諸島における中国公民と中国政府機関の安全を保護し、合理的かつ合法的に、全てが公明正大に実施される。

 王毅氏は、中国とソロモン諸島の安全保障協力推進の3原則について、次のように指摘した。

 第一に、ソロモン諸島の国家主権を十分に尊重する。双方の協力はソロモン諸島の実際の需要と要求を根拠とし、その同意を前提とし、対等な協議を基礎とする。自身の意思を強引に押し付けたり、相手国の内政に干渉したり、他国の利益を損なったりすることは、決して中国の外交政策ではなく、ましてや中国人の行動様式でもない。

 第二に、ソロモン諸島の社会の安定維持に協力する。双方の安全保障協力にはソロモン諸島の求めに応じた、法に基づく社会秩序の維持、人民の生命と財産の安全保護、人道主義的援助の実施、自然災害への対応が含まれる。その趣旨は、ソロモン諸島の治安維持能力を強化し、安全対策の不足を補い、国内社会の安定と長期的安定の維持を支援することにある。中国とソロモン諸島の安全保障協力は公明正大なもので、人に押しつけたり、第三者を対象としたものではなく、軍事基地を建設する意図もない。

 第三に、地域協定と両立する。中国は太平洋島しょ国が安全保障協力を強化し、手を携えて地域の安全保障上の課題に対応することを支援し、既存の地域安全保障協力協定を支持する。また、中国とソロモン諸島の安全保障協力は地域の既存協定の目標と一致し、双方の利益に合致し、相互に補完し合い、両国と南太平洋地域の共通の利益に合致する。

 王毅氏はさらに、次のように強調した。太平洋島しょ国は全て主権独立国家であり、どこかの家の「裏庭」ではない。誰かに従属するのではなく、自身が選択する権利を持つ。中国とソロモン諸島の安全保障協力に泥を塗るいかなる行為も認められることはなく、いかなる妨害や破壊も必ず失敗に終わるだろう。