鏡野の道の駅にアンブレラアート 地面に映し出される影が写真映え

頭上を彩るカラフルなビニール傘

 道の駅奥津温泉(岡山県鏡野町奥津)に27日、カラフルなビニール傘をつり下げた「アンブレラアート」がお目見えした。町を代表する観光地を写真映えするスポットとしてアピールする。

 赤、青、オレンジなど色とりどりのものや、ピンクや緑の花柄のものを開いた状態で、約20本を道の駅の出入り口付近につるした。傘は風が吹くと風鈴のように揺れ、地面には鮮やかな影が浮かび上がった。

 友人と買い物に来ていた主婦(72)=真庭市=は「空にきれいな虹がかかっているよう。今度は家族を連れて一緒に見たい」と話した。

 取り付け作業を行った女性(46)は「晴れている日は地面に映し出される影がきれいで、雨の日は傘に付く水滴が美しい。日常生活の癒やしになってほしい」と話している。

 アンブレラアートは2019年から始めた。6月上旬までに計約40本を設置し、同月末まで設置する。問い合わせは道の駅(0868―52―7178)。

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