高校総体ハンド競技、AI撮影映像を配信 RBCとNTTスポルティクト

 琉球放送(那覇市、中村一彦社長)とNTTスポルティクト(大阪府)は、県高等学校総合体育大会ハンドボール競技で、人工知能(AI)を用いたカメラで撮影した映像の配信を行う。両社が協定を1日に締結したことを受け県内初の取り組みとなる。

 配信対象は29日~31日の男子の2回戦以降と女子の準決勝以降。31日の決勝はライブ配信で、その他の試合は翌日にアーカイブ配信する。

 使用するのはピクセロット(イスラエル)が開発した無人撮影カメラで、AIによる自動撮影機能や編集機能を備えている。競技施設に設置して自動撮影が可能でコストを抑えることができる。複数のカメラを備えたモデルが自動的にボールを追いかけ撮影を行う。全体の映像も同時に撮影し、分析に使用することもできる。配信はhttps://www.videoflow.io/channel/vfc-m6uwrypgaから無料で視聴できる。
(與那覇智早)

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