新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で28日、新たに2人の死亡と、10歳未満～100歳以上の男女1468人の感染が確認された。
亡くなった2人のうち1人は横浜市保土ケ谷区の100歳代女性。市によるとクラスター（感染者集団）が起きていた介護老人保健施設で9日に発症。20日に誤嚥（ごえん）性肺炎で死亡した。
もう1人は鎌倉市の80代男性。県によると、2日に発熱し、翌日に医療機関で陽性と判明。24日に亡くなった。
相模原市南区の認定こども園では園児4人と職員2人の計6人の感染が確認され、市は新規クラスターと認定した。県厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設では新たに利用者7人、職員2人が感染。県がクラスターと認定した。
その他のクラスター関連では、同事務所管内の高齢者福祉施設で入所者1人、県小田原保健福祉事務所管内の高校の寮で生徒2人、県平塚保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設で入所者1人が新たに陽性と判明。感染者数はそれぞれ75人、22人、12人となった。
また、県は新たに44人が自主療養したと発表。自主療養の累計は2万6257人になった。
