レッドブルのペレスが最速。フェラーリ勢が2、3番手に【タイム結果】F1第7戦モナコGPフリー走行3回目

 2022年F1第7戦モナコGPのフリー走行3回目が行われ、レッドブルのセルジオ・ペレスがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は11番手だった。

 気温27度、路面温度51度という晴れのコンディションで、現地時間13時にセッションがスタート。序盤はソフト、ミディアム、ハードと各車のタイヤが別れるなか、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がソフトでトップタイムを更新し続ける。その後ルクレール、サインツが1-2体制を築き、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、ペレスが続いた。

 ルクレールが1分13秒647というトップタイムをマークすると、フェルスタッペンも1分13秒685と僅差で2番手に続くが、ルクレールが1分13秒434でフェルスタッペンを0.2秒突き放す。すると今度はペレスが1分13秒297、フェルスタッペンが1分13秒422とレッドブルが1-2に立った。直後にルクレールがペレスと同タイムで2番手につけ、重要な予選に向けてこの2チームが速さを見せている。

 その後ルクレールが1分12秒885でさらにトップタイムを塗り替え、ペレス、フェルスタッペン、サインツがトップ4を占めてセッションを折り返した。この時点でセクター1の最速タイムはフェルスタッペン、セクター2と3はルクレールとなっている。後半に入ると角田が僚友ピエール・ガスリーを0.001秒上回る1分13秒916をマークするなど、各車タイムを更新している。

 フェルスタッペンは新品ソフトを投入して2番手に浮上。サインツが1分12秒846でトップに立つが、直後にはペレスが1分12秒777でサインツを0.069秒上回った。ルクレールは新品タイヤでの1回目のアタックではタイムを伸ばせなかったものの、その次のアタックで1分12秒702をマーク。その後ペレスが1分12秒554、ルクレールが1分12秒517と予選さながらのアタックが続く。

 セッション終了間際にはペレスが1分12秒476でトップに立ち、FP3を終えた。ルクレールはタイム更新とはならず0.041秒差で2番手、サインツが3番手につけた。フェルスタッペンが4番手、ガスリーがトップから0.734秒差の5番手につけている。6番手以下はランド・ノリス(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、アロンソとなっている。角田は11番手だった。

2022年F1第7戦モナコGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2022年F1第7戦モナコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2022年F1第7戦モナコGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2022年F1第7戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2022年F1第7戦モナコGP 角田裕毅(アルファタウリ)

■2022年F1第7戦モナコGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps

1 11 S.ペレス レッドブル 1’12.476 27

2 16 C.ルクレール フェラーリ 1’12.517 29

3 55 C.サインツ フェラーリ 1’12.846 28

4 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1’12.881 29

5 10 P.ガスリー アルファタウリ 1’13.210 22

6 4 L.ノリス マクラーレン 1’13.226 19

7 44 L.ハミルトン メルセデス 1’13.375 26

8 20 Kマグヌッセン ハース 1’13.436 24

9 63 G.ラッセル メルセデス 1’13.476 26

10 14 F.アロンソ アルピーヌ 1’13.585 23

11 22 角田裕毅 アルファタウリ 1’13.645 25

12 47 M.シューマッハー ハース 1’13.827 26

13 5 S.ベッテル アストンマーティン 1’13.838 28

14 77 V.ボッタス アルファロメオ 1’13.849 25

15 23 A.アルボン ウイリアムズ 1’13.882 22

16 3 D.リカルド マクラーレン 1’14.104 29

17 31 E.オコン アルピーヌ 1’14.260 22

18 18 L.ストロール アストンマーティン 1’14.639 20

19 24 周冠宇 アルファロメオ 1’14.861 25

20 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’14.910 26

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