国連安保理で対朝鮮追加制裁が否決 中国大使「冷静に対話推進を」

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国連安全保障理事会で26日、米国が提出した、朝鮮に対する追加制裁を盛り込んだ決議案が否決されました。中国とロシアが反対票を投じました。

中国の張軍国連大使は反対票を投じた理由について、「中国が朝鮮半島核問題に関する一貫した立場に基づいて、半島情勢の緊張激化の経緯を分析するとともに、決議案が朝鮮のコロナ対応に与える影響などを十分に考慮したうえで慎重に行った決定である。近ごろ、朝鮮半島情勢は緊迫化を増し続けている。中国は各側に対し、自制を保ち、緊張を高めて誤った判断を招くような行動を避けるよう呼びかけてきた」と述べました。

そのうえで張大使は、「各国の安全は分割できるものではない。一国の安全は、他の国の安全を犠牲にして成り立たせるものではない。朝鮮半島情勢が今日の状況に至ったことについて、反省すべき点は多い。米国は最近、インド太平洋戦略の推進に力を入れているが、これは朝鮮半島情勢の最新の動向と必然的につながっている。関係国が世界と地域の平和と安全を重んじ、冷戦思考を放棄して、誤った道をこれ以上進まないよう忠告したい」と主張しました。(提供/CRI)