鎌田も続け!EL優勝から飛躍したスター選手たち

先日は劇的なEL優勝を果たしたフランクフルト。長谷部誠、鎌田大地と二人の日本人選手が揃ってビッグタイトルを手にすることとなった。

そこで今回は、これまでELで優勝を経験している5人のスター選手たちを見ていきたい。

セサル・アスピリクエタ

チェルシーのキャプテン、アスピリクエタ。

2012年にマルセイユから引き抜かれ、以来クラブが参加してきた大会のうちほぼ全ての種類のトロフィーを手中に収めている。

加入2年目には早くもEL優勝に寄与し、チェルシー移籍後初めてのタイトルを獲得。その後はチームに不可欠な主力選手へと成長し、リーグ優勝を始めとする国内のコンペティション制覇を経験した。

2018-19シーズンには再びEL優勝を勝ち取っている。

ダビド・デ・ヘア

今季は残念ながら失意のシーズンとなったデ・ヘア。

2011年より長らくマンチェスター・ユナイテッドでプレーしているが、以前はアトレティコ・マドリーで活躍していた選手である。

まだ10代だった2009-10シーズンにトップチームデビューを果たし、シーズン後半は正GKに昇格、ELの舞台でも優勝に大きく貢献した。

翌シーズンを以てユナイテッドへ移籍し、プレミアでも活躍。5年後となった2016-17シーズンには再びEL優勝を果たしている。

ラダメル・ファルカオ

36歳となった現在はラージョでプレーしているファルカオ。今季のリーグ戦では6ゴールをマークし、勝負強さを見せた。

ヨーロッパでのキャリアで最初のクラブとなったポルトでは、加入後からすぐにゴールを量産。2年目の2010-11シーズンにはEL優勝、そして得点王にも輝いた。

アトレティコ・マドリーへ引き抜かれて迎えた翌シーズンも再びELを制覇、さらに得点王の個人タイトルも連覇し、ストライカーとして世界に広くその名を知られるようになった。

ティボー・クルトワ

今季もレアルで活躍しているクルトワ。若手時代はライバルであるアトレティコでプレーし、ブレイクした選手である。

当時はチェルシーからのローンで加入しており、10代という若さで正守護神を任されていた。初年度からいきなりEL優勝に貢献すると、ローン期間を延長して迎えた3年目には歴史的なリーグ優勝も果たしている。

その後は満を持して保有元のチェルシーへ復帰し、プレミアでもリーグ優勝を経験するなど、さらにその評価を高めた。

イヴァン・ラキティッチ

ELでは絶対的な強さを誇るセビージャ。大会3連覇を達成しているが、そのうち2013-14シーズンの優勝を経験したのが、元クロアチア代表のラキティッチである。

シャルケから加入後4年目となったシーズンは、欧州のタイトルに加えてリーグ戦二桁ゴール、二桁アシストを達成。スペインで司令塔としての地位を確立した。

翌シーズンにはバルセロナへ移籍し、6年に渡って数々のタイトル獲得に貢献。昨季にセビージャへ再び復帰している。

© 株式会社ファッションニュース通信社