中国製ワクチン接種者も入国後隔離なしへ 98の国と地域対象に緩和

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6月10日からおよそ2年ぶりに外国人観光客の入国を再開する

入国時の検査も隔離も撤廃して外国人観光客入国再開

 岸田文雄首相は、6月10日から外国人観光客の入国を再開する方針を発表した。

 外国人観光客の入国は、およそ2年ぶりとなる。

 外務省は、新型コロナウイルスの感染状況に応じて各国と地域を青、黄、赤の3つに分類。今回の入国対象となるのは、青に該当する98の国と地域となる。

 ただし、観光目的で入国できるのは、添乗員付きの旅行会社が提供するパッケージツアー、団体旅行のみとなる。

 青である98の国と地域には、米国、英国、ドイツ、台湾、韓国、中国、オーストラリア、タイ、ベトナム、フィリピンなど欧州連合(EU)や先進国、アセアンの主な国や地域が含まれている。ロシアも密かに青に入っている。これでコロナ前の日本入国者の8割をカバーしているという。

 ちなみに、現実的には訪日できないが、北朝鮮は黄となっている。

 今回の緩和措置で6月10日以降は、入国時の検査も隔離も免除となる。

 ここで大きく報じられていないのは、ワクチン未接種者でも隔離なしとなる点だ。

 中国と北朝鮮を除き、隔離免除条件に3回のワクチン接種というアジアで最も厳しい入国制限を実施していた日本が、いきなりの未接種者でも隔離なしへと一足飛びで緩和するのは国内で混乱が起こりそうだ。

 この3回のワクチン接種も日本政府が認定したファイザーやモデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどのワクチンのみだった。

 つまり、認定外のシノファームやシノバッグなど中国製ワクチンは、何回接種してても未接種扱いだった。そのため、中国製ワクチン接種者は入国後、隔離対象だったのだ。その制限が撤廃されることになる。