万里の長城保護の「一筋の光」に 内モンゴル自治区の女性愛好家

© 新華社

万里の長城保護の「一筋の光」に 内モンゴル自治区の女性愛好家

 【新華社フフホト5月28日】中国内モンゴル自治区フフホト市に住む高暁梅(こう・ぎょうばい)さん(54)は、万里の長城の愛好家の1人。父親の影響で幼い頃から長城に興味を持ち、父と一緒に自治区内の長城へ頻繁に調査に出かけていた。長城を熱愛する高さんは1992年、その保護事業に身を投じた。以来、長城の実地調査、知識普及活動、関連書籍の出版を通じ、長城を守る道を歩み続けている。

 多くの人に長城を知ってもらい、保護に参加してもらうため「長城への想い」「長城賛歌」「故塞長風-内蒙古明代長城科学普及写真集」などの書籍も主幹者として出版した。高さんは、写真や絵、文章で内モンゴル地区の長城の分布や年代などを記録することが、長城を保護、修復するための一次資料になると語った。

 今年は長城の世界遺産登録35周年に当たる。高さんは人々に長城保護に興味を持ってもらうため、フフホト市長城科学普及学会のメンバーと長城文化講座などの活動を行っている。今では、息子の王東麟(おう・とうりん)さんも高さんとともに長城を回るようになった。高さんは「長城と中華民族の重厚な歴史に対する人々の理解を助け、彼らを長城保護の隊列へといざなう一筋の光でありたいと思っている」と語った。(記者/李志鵬)