「どれだけ考えながらやれるか」元Jリーガー兵藤さん 母校で指導

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母校の後輩を指導した元Jリーガーの兵藤さん(中央)=海星学園グラウンド

 2月に現役引退した長崎市出身の元Jリーガー、兵藤慎剛さん(36)が24、25日、母校の海星中でサッカー部を指導した。19人の後輩たちに「これをやったらプロになれるという特別な練習はない。どれだけ考えながらやれるか。みんなと同じ時間をどれだけ濃いものにできるか」と集中して取り組む大切さを教えた。
 兵藤さんは茂木小、海星中を経て、国見高と早大で日本一を経験。プロ入り後は横浜M、札幌、仙台、相模原で計14年間にわたって活躍した。海星中は現在、恩師の松崎憲治監督(62)が指導を続け、茂木小で教わった松本猛さん(56)も外部コーチを務めている。
 兵藤さんはパスの基礎練習を課して「トラップやサポートの動きにこだわろう」と指示。自ら手本を見せたり、いいプレーを褒めたりしながら、生徒と一緒に汗を流した。真鍋恵太主将(14)は「ただパスを回すだけじゃなくて、頭を使う大事さが分かった。尊敬する大先輩に優しく教えてもらえた」と感謝していた。