群馬県上里見で35.0℃ 全国で今年初めての猛暑日に 5月でも熱中症に注意

 きょう(日)午後1時前に、群馬県の上里見で35.0℃を観測し、全国で今年初めての猛暑日となった。東京都心も午前中に30℃を超えるなど、季節先取りの暑さとなっている。5月でも、油断をしないで熱中症に注意が必要だ。

 きょう(日)は、暖かな空気が流れ込んでいることに加えて、強い日差しが照りつけて西日本や東日本では30℃以上の真夏日になっている所も多くなっている。東京都心も昼前に30.9℃を観測して今年初めての真夏日となった。関東の内陸はさらに気温が高くなっていて、群馬県の上里見では午後1時前に35.0℃まで上がり、全国で今年初めての猛暑日となった。
 また、午後1時20分には、栃木県の佐野でも35.0℃を観測した。さらに、埼玉県の熊谷でも35℃まで上がる予想となっている。

 湿度は低く真夏と比べるとカラッとした暑さだが、日差しのもとではさらに暑くなっているため、帽子や日傘で直射日光を避けて、こまめな休憩や水分補給などの暑さ対策が必要となる。日中の激しい運動は避けて、部屋の中でも適切に冷房を使うなど、熱中症に注意が必要だ。

(気象予報士・及川藍)

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