障害者の運転免許取得支援を拡充 「車社会、自立につながれば」 京都・福知山市

福知山市役所

 京都府福知山市は2022年度から、障害者手帳を持つ人への運転免許取得費の助成制度を拡充した。対象の拡大と助成額の引き上げで利用者を増やし、自立支援につなげたい考えだ。

 障害者手帳には身体障害者、療育、精神障害者保健福祉の3種類があり、市は1978年から身体障害者手帳を持つ人に限り最大16万円を助成してきた。

 障害者支援団体などから近年、対象拡大を求める声が高まり、市は今年4月から対象を3種類の手帳保持者に拡大。免許取得から40日以内に申請するなどの要件を満たせば、かかった費用の最大20万円を助成することにした。本年度予算に120万円を計上した。

 制度の利用者はこれまで、年に1人程度と低迷してきた。障害者の生活相談に乗る支援センター「てくてく」(同市末広町)は「障害者の車の使用には本人だけでなく、家族や医者の同意が必要なケースもある。制度をもっと広く周知する必要がある」と話す。

 市障害者福祉課は「車社会での生活を支援することで、就職や自立につなげられたら」としている。

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