大阪で「奇跡の復興米」田植え 震災記憶次世代へ、ルーツは岩手

「奇跡の復興米」の苗を植える児童ら=29日、大阪府富田林市

 東日本大震災で津波に襲われた岩手県大槌町の住宅跡で実った稲穂をルーツとする「奇跡の復興米」の苗が29日、大阪府富田林市の田んぼに植えられた。地元の小学生ら約50人が参加し、復興への思いを込めて植えた。大震災の記憶を次世代に伝えようと富田林市の地元農協などが2014年から毎年企画し9回目。

 市立喜志小6年の木村千紘さん(11)と松浦唯さん(11)は、12センチほどに育った苗を3本ずつ植え「震災前の大槌町に早く戻ってほしい」と願った。

 岩手県遠野市のNPO法人が増やした種もみを14年2月、被災地でボランティア活動をした富田林市の団体に寄贈した。

© 一般社団法人共同通信社